教諭 スティックのりで頭殴る 児童けが「注意聞かずに走り回っていたので」
スポーツニッポン 2013年2月22日 12:24
富山県砺波市の市立小学校で昨年10月、男性教諭が5年の男児2人の頭をスティックのりのプラスチック製容器で殴り、1人に3針縫う裂傷を負わせていたことが22日、同市教育委員会への取材で分かった。もう1人もこぶができ、保健室で手当てを受けた。
市教委によると、男性教諭は「注意を聞かずに走り回っていたのでたたいた」と説明。2人の児童とそれぞれの保護者に謝罪した。市教委は教諭と校長を厳重注意とし「あってはならないこと。再発防止に努める」とコメントしている。
大阪市立桜宮高の体罰問題を受け、市教委が市内の小中学校を調査すると、この男性教諭が今年1月、宿題をしてこなかった別の男児の頬をつねっていたことも判明。別の小学校でも男児が頭をたたかれる体罰があったことが分かった。